信頼残高の増やし方
読んだ結果得られたと感じたもの
人に対する説得の仕方
コミュニケーション能力
人との長い付き合いの仕方
評価
8.5点/10.0点
この本のここに着目!
銀行マンならではの視点で、人の信用の大切さ
どういった人が信用出来ないのかが書かれています。
著者の経験があるからこそ、こういったことをきちんと説明できると思います。
銀行にお金を借りるかもしれない人は読んだほうがいいです!
おおまかな内容
人から信用されることがどれだけ大切か、そして、信用されることによる自分へのリターンなどが書かれています。
私が読んで感じたのは、
人のためにしてあげたことは自分にかえってくるということです。
また上司への報告がどれだけ重要かがとてもわかりやすく説明されていました。
資料の作成をするとき、一度すべてやってから提出するのがなぜいけないのか
ということが具体的に書かれていて、仕事の進め方も大変参考になりました。
この本の著者の方(菅井 敏之さん)は銀行の営業の方だったのですが、
自分の銀行を使ってもらうことよりも、相手の役に立つことをメインで考えて営業をしていたみたいです。
ほとんど自分のことしか考えて行動していない私にとってはとても新鮮でした。
私自身がそうなのですが
自分が損をしたくない
といった人はこの本を読むことで、自分の人格がいい方向へ傾くと思います。
そうでない方も、ビジネスマンとしての気構えが書かれているし、この人ほど信用を大切にしている人はあまりいないと思うので、営業の方や、信用がどういう効果をもたらすのかが知りたい人は
読んでみてください。
ページ数的には200pほどですが、文字が大きく、そこまで時間もかからないし、読みやすかったです。
気になった方は本屋などで一度手にしてみてはどうでしょうか。