大前研一 日本の論点2016〜17 レビュー
読んだ結果得られたと感じたもの
論理力
人に対する説得の仕方
日本情勢(特に安倍政権)
世界情勢
評価
9.0点
この本のここに着目!
大前研一の話の進め方を見習うことで、論理的な説明ができるかも!
おおまかな内容
この本の冒頭では、日本では論理力の教育が行き届いていないということが指摘されていました。
ここでいう論理力とは、
自分の意見を他人に筋道立てて説明し、納得してもらうための力
この本は、普段みんなが感じている政治がらみの疑問などについて、大前研一の意見が書かれています。
例えば、沖縄から基地がなくならない理由が書かれていました。
他には政治に関して、現状に対する打開案なども書かれていました。
ニュースをほとんど見ていない自分からすれば、すごい衝撃的な事実が多く書かれていました。
それに、大前研一の主張がすべて正しいと思うほど、説明がうまく感じました。
そういうところを見習っていけば、
読んだ人も人に対する良い説得の仕方が身につくはずです。
AパートとBパートに分かれており
Aパートでは日本について、Bパートでは世界について書かれていました。
比率はだいたい、Aパート3,Bパート5
読み物としてもおもしろいし、政治や経済の勉強になったので、読んでよかったので9.0点としました。
ただ、Bパートについては、知らないことが多すぎたので、話についていけませんでした。
世界のことをよく知っている人が読むのなら、もっとおもしろく読めると思います。